2012年02月

Clementineでギャップレス再生できるようにする

Clementine-Logo.png


Clementineというのは、今は無きAmarok1.4を参考に作られた音楽再生アプリケージョンです。
以前はPPAを追加しなければUbuntuでは使えなかったのですが、11.10から公式のリポジトリからインストールできるようになりました。
Ubuntu11.10ではBanshee、Kubuntu11.10ではAmarokがデフォルトの音楽再生アプリケーションになっていますが、個人的にはこちらのほうが使いやすいので、以前から愛用しています。

特徴

特徴としては、

・タブによる複数のプレイリストを保持可能

・Last.fmやWikipedia,Lyrics.wikiaから曲やアーティスト、歌詞の情報を参照可能

・Last.fmを始め、さまざまな音楽関係のWebサービスと連携可能

・ライブラリの中をファイル名やアーティスト名、曲名やタグで検索可能、バージョン1.0からMagnatuneなどのインターネット上の音楽サービスからも検索可能に

・ダイナミックプレイリストやお気に入りの曲の再生などが可能な、スマートプレイリスト機能



と言ったところです。ちなみにUbuntu11.10でもPPAを追加することで最新版のClementineを使うことができるので、興味のある人は

sudo add-apt-repository ppa:me-davidsansome/clementine
sudo apt-get update
sudo apt-get install clementine

と端末で打って、最新版を導入するといいと思います。

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歌詞表示もできる

Clementineをギャップレス再生できるようにする

このClementineは非常に便利なのですが、連続再生時に音が途切れないように再生するギャップレス再生ができないという欠点があります。で、これをどうにかしたいなあと思って調べてみると、どうもClementineのバックエンドで動いているGstreamerのバグみたいで、最新版を導入すると、ギャップレス再生ができるようになるみたいです。参考サイト


治し方

このPPAを追加することで、バグフィックスされたバージョンがインストールされるようです。(11.10)

具体的には

sudo add-apt-repository ppa:gstreamer-developers/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

と端末で打った後、OSを再起動すればClementineでギャップレス再生ができるようになります。確認はしていませんが、おそらくClementine以外でも、Gstreamerを使ったアプリケーションは、すべてギャップレス再生が可能になると思います。

なぜか私の環境では、Upgrade後にClementineがアンインストールされてしまうという意味不明な現象が起きましたが、インストールしなおしてやれば使えました。


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PPA追加によってアップデートされるパッケージ


※2012/06/21追記 どうやらKubuntu12.04ではこの方法ではギャップレス再生できるようにはならないようです。まだパッケージが用意されていないのかもしれません。
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ubuntu11.10でHandbrakeを使う

なんかググって一番初めに出てくるPPAでは11.10用のバイナリがなかったので、一応メモ

ここのPPAならUbuntu11.10用のバイナリも用意されているみたい

端末から

sudo apt-add-repository ppa:stebbins/handbrake-snapshots
sudo apt-get update
sudo apt-get install handbrake-gtk handbrake-cli

でインストール。(PPAを追加してもソフトウェアセンターではインストールできないみたい?)

SKB-SL18をKubuntuで使う

新しく買ったコンパクトキーボードSKB-SLW18がそのままだと動かなかったのでメモ


と言っても「KDEシステム設定」から「入力デバイス」の「キーボード」の設定を「標準101キーボード」から「サンワサプライ SKB-KG3」に変えただけです。

QtiPlotで実験データを解析して、関数でFittingしてみる

QtiPlotというのは、主に実験科学系の分野での実験データの解析用に作られたグラフ作成ソフトです。雰囲気としては、gnuplotやMaximaのようなグラフ作成ソフトにエクセルのような表計算機能をのせたような感じです。
基本的に、gnuplotなどとは違い、「数式からグラフを描画する」と言うよりは、「得られた実験データを何かしらの関数型で近似し、その関数型のパラメーターや実験値との誤差などを計算する」というような目的で使われるソフトです。

現在は、フリー版と有料版があり、フリー版ではExcelやLibre Office Calcでのフォーマットでの書き出しなどの一部機能が制限されていますが、学生実験のレポート等を書く程度であれば充分使えるでしょう。研究機関などで使われているところもあるようなので、本格的な実験、研究にも使えるようです。(もちろんその場合には、内部的にどのような処理をしているか、値はどの程度信用できるかといったことへの理解は必要だと思われます)


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DNAの熱変性の時間変化を、expの式で近似したもの。直線以外でもFitting(近似)できるのがExcelなどとの大きな違い。同様のことはgnuplotでもできるが、GUIベースなのでこちらのほうがとっつきやすい


QtiPlotの特徴

QtiPlotの特徴として、

・様々な関数型でのFittingが可能。自分で任意の関数型を定義することもできる

・Excelのようなセル内部での計算機能があり、QtiPlot内で実験データの編集・計算が可能

・MultiPeakでのFittingが可能

・EMF, EPS, PS, PDF, SVG, BMP, JPG, PNG, TIFF,など、多数の形式でのグラフ画像の出力が可能

・GUIベースなので、GnuPlotなどよりもとっつきやすい

等が挙げられます。おそらくこの手のソフトではフリーの中ではもっとも機能が充実しており、使いやすいのではないでしょうか。


インストール方法

Ubuntuであれば、公式のリポジトリにパッケージが用意されているのでソフトウェアセンターから検索すればインストールすることができます。

Win,Macの場合は、公式ページにバイナリパッケージが用意されているので、そこからダウンロードしてインストールしましょう。


QtiPlotでのデータのFitting方法

QtiPlotは高機能なので、すべての使い方をここで書くのはちょっと無理です。なので、おそらく最も使うであろうFitting機能の使い方について書こうと思います。

方法

①データの取り込み

まず、解析したいデータを読み込みます。大概の場合、実験データはCSV形式のファイルか、datファイル、Textファイルの形式で書き出されていることがほとんどだと思います。このような単純なファイル形式の場合は、下の図のように「ファイル」→「Import」→「Import ASCII・・・」を選び、適切な変換形式を指定してインポートしましょう。
Excel形式やLibreOfficeのODF形式からの読み込みもできるようです。


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②グラフのプロット

データが取り込めたら、とりあえずグラフをプロットしてみることにしましょう。下のようにプロットしたい領域を全選択し、「Plot」メニューからPlotします。ちなみにこのグラフのX,Yを入れ替えたり、別のパラメータにしたい場合は、表の「1X]や「2Y」と書かれたところを右クリックしてやることでその列のパラメーターを色々と設定することができます。


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③Fitting

さて、グラフをプロットできたので、Fittingして見ることにしましょう。ちなみに今回はDNAの熱異性化反応による吸光度の時間変化をテストファイルとして使っています。詳しいことは割愛しますが、このグラフは、吸光度をy、時間をxとして

y=y_0+A*exp(-x/t)

というようなグラフになることが、理論的にわかっています。よってこのグラフでこの実験データを近似してみることにしましょう。

まず、プロットしたグラフ御選択し、メニューバーの分析から「Fit Wizard」を選びましょう。ちなみに有名な関数についてはそれ専用のメニューが用意されていますが、細かくパラメータを設定できないので、とりあえずここからFittingを始めればいいと思います。

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Fittingウィザードを開始すると、Pluginフォルダを選ぶダイアログが出ますが、そのままOKを押してOKです。すると下のようなダイアログが出てくるので、適切な関数型を選び、次へ行きましょう。

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すると、下のようなダイアログが出てきます。この画面で、関数のパラメーターの初期値などを任意に決めることができます。とりあえず最初なので、グラフの色を赤に変えて、Fitボタンを押してみましょう。

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すると、上の画面が出てきて関数の各パラメーターが変わり、Fittingが完了したことがわかります。後ろに見えているグラフを見る限り、うまくFittingに成功しているようです。Fittingが完了した後はこのダイアログは終了してしまっていいです。

ちなみにこのとき計算した関数のパラメーターは、グラフを右クリックして出てくるプロパティから確認することができます。

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Fittingがうまく行かないとき

今回はたまたまうまく行きましたが、複雑な関数になればなるほどFittingがうまく行かなくなる時があります。そういう時は、関数の各パラメーターの初期値を見なおしてみましょう。特に、関数の傾きや変曲率、形に関わってくるパラメーター(今回の場合はt)の値が実際の値から大きくずれていると、Fittingがうまく行きません。とりあえず桁があっていればほとんどの場合きちんと近似してくれるので、いろいろに桁をかえてプロットしてみるといいと思います。

Linuxで使えるタイムロガーTogglを使う

Togglというのは、Linuxで使えるいわゆるタイムロガーです。タイムロガーというのは、簡単に言ってしまえば、なんかの行動をした時間を記録するアプリケーションのことです。何かを始めたり、終わらせたりするたびにTogglに時間を記録していくことで、自分がどのように日々の時間を使ってるのかを記録していくことができます。
最近はスマートフォンの普及で使っている人も増えてきました。

実際、プロジェクトの計画などを立てた後、その計画がどこまでうまく予定道理に進んでいて、どこがうまく行かなかったのかなどを反省するようなときに非常に役立つそうです。

特に無茶な計画を立てて計画倒れになってしまうような人にはいいんじゃないでしょうか

・Togglの特徴

Togglの特徴としては、

①Webアプリケーションなので、OSを問わず利用できる。更にスマートフォン用のページも用意されており、専用のクライアントを用意しなくてもブラウザさえあればiphoneやAndroidからも利用できる

②さらに、Win,Mac,Linux,iPhone,Android用に専用アプリケーションが用意されており、いちいちブラウザを立ち上げなくても利用できるようになっている

③基本的に無料、ただし週の時間記録をGoogleカレンダーなんかに取り込めるようになる有料プランもある

④プロジェクトにタグをつけることができる


と言ったところです。

インストール方法

とりあえずはTogglの公式サイトにいってTogglのアカウントを取ってきましょう。アカウントを所得したらさっきのページからLinux用のdebパッケージを取ってきてソフトウェアセンターで開き、インストールすればOKです。

使い方

Linux用のクライアントを起動すると下記のような画面が出てきます。


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この画面から、時間を図っている行動や行動の履歴を確認することができます
新たに何かをはじめるときはAddというボタンを押します。すると下のような画面が出てきます。


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この画面から、いま自分の始めようとしている行動を記録していきます。行動の名前と、Project,tagを設定していきます。ちなみにプロジェクトを設定すると、Webクライアント等で確認できる週次報告などで全体のうちそのプロジェクトがどれぐらいの割合を持っているかなどを確認することができるため、設定しておくほうがいいと思います。タグに関してはお好みで

ある程度ログが溜まってくると、下のような感じでWebページで自分の時間ログが確認できるようになります。

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私は基本的にめんどくさがりなので、趣味の時間やちょっとした空き時間など、仕事と食事や睡眠などの時間以外は全部「ぐうたらな時間」に入れてしまっているのですが、恐ろしいぐらいぐうたらな時間を過ごしていることがわかります。寝ている時間より多いとは・・・
いくらテスト終わりとは言えこれはひどいですね。ちなみに更に詳しいレポートも確認することができます。

これからはこのぐうたらな時間をちょっとずつ減らして行って、自分が無理なくコンスタントに続けていけるところを探していこうと思います。

目標を具体化できるというのはいいですね
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